お知らせの最近のブログ記事

 以下の通り、コメントを表明します。





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2025-6-17 報告(歴ロマン).pdf


「習志野 その今と昔」(平成16年改訂の横書き版)の改定が予定されているようです。エピソードとしては、昭和の後半から平成時代の情報が加わるのではないでしょうか。(ならしの朝日記事より)

 7月には、習志野市史編纂作業を通して見えてきたことについての「講演」が開催予定されています。(市広報4月15日号 「公民館学級講座」参照)

 当冊子の編集経緯を調べてみると、当初、「ならしの風土記」(市広報)→「わたしたちの郷土 習志野」版(社会科教科書副読本)が→平成2年に市史編纂作業の進展に伴い改訂され、「習志野 その今と昔」(縦書き)が刊行され、

 さらに、平成16年には「習志野市史 民俗」編の刊行により、横書きに改訂されています。

 今回は、史実解説の史料のチェックや、市制施行後の昭和時代の後半から平成時代のエピソード情報、行政のまちづくり路線を展望し、文教住宅都市を標榜した昭和時代が総括、評価等が加味された「令和版」として改訂されるのでしょうね。!

 

習志野 その今と昔 習志野市教育委員会発行

『新版 習志野−その今と昔』は、習志野市の歴史を、わかりやすい文章と写真・図表を用いてまとめた読み物です。
市立図書館全館でご覧いただけます。
また、習志野市庁舎2階の社会教育課窓口で販売しています(1部1,000円)(市HPより)


(経過)

習志野教育百年史 編集 将司 正之輔(元教育長) 習志野市教育研究所発行

 習志野市史編纂の前に習志野市教育研究所(当時所長三上文一)において4か年計画にて習志野教育百年史の編集企画が計画されておりました。

第1年次昭和47年度)明治時代の教育、

第2年次(48年度)大正時代の教育、

第3年次(昭和49年度)昭和時代の教育、第4年次、採集資料、原稿の整理、編集、刊行、でした。

 文教住宅都市建設へのまちづくりの基盤をなす教育の3方針、「家庭教育、学校教育、社会教育樹立」の礎が語られています。


習志野市の市史編纂01.pdf

(まとめ・メモ)

習志野市の市史編纂は、長い時間をかけて発展してきた重要な事業です。

1. 市史編纂の始まり

習志野市の歴史を記録し、市民に伝える取り組みは、昭和50年代から本格的に始まりました。

市民の多くが戦後の転入者であることを踏まえ、地域の過去を知る機会を提供することが求められていました。

昭和51年には市史編纂のための資料収集が開始され、昭和55年には教育委員会内に市史編さん係が設置されました。

2. 「わたしたちの郷土 習志野」(昭和54年)の刊行

1979年(昭和54年)、市民に郷土の歴史を理解してもらうために『わたしたちの郷土 習志野』が発刊されました。

この冊子は、戦後の都市発展や住民構造の変化を背景に、習志野市の歴史をわかりやすくまとめたもので、市民の郷土理解を深めることを目的としていました。

3. 「習志野市史」編纂事業(平成2年~平成7年)

昭和57年度から市史編さん委員会と編集委員会が組織され、市内外の史料収集が積極的に行われました。

平成2年(1990年)から平成7年(1995年)にかけて、市の歴史をより体系的に記録するための「習志野市史」編纂事業が推進されました。

この期間中に、歴史資料の収集・整理・調査が行われ、古文書講座や市史研究会の活動を通じて市民との交流が深められました。

4. 「習志野 その今と昔」(平成2年版)への継承

平成2年には、『わたしたちの郷土 習志野』の内容を発展させた『習志野 その今と昔』が刊行されました。

この書籍は、市民が郷土の歴史に親しみを持てるように、より詳細な歴史資料とともにまとめられています。戦後の急速な都市化の背景や、地域の成り立ちを多角的に描き、市民の歴史的理解をさらに深めることを目的としています。

5. 「習志野市史」の刊行とその後

平成7年には『習志野市史 通史編』が刊行され、市の歴史を年代順に詳しく記述しました。

これにより、市史編纂事業は一応の完結を迎えましたが、その後も市民の関心を高めるために『習志野 その今と昔』の改訂版が発行されるなど、継続的な取り組みが続いています。

このように、習志野市の市史編纂は昭和から平成にかけて段階的に進められ、地域の歴史を広く市民に伝えるための重要な取り組みとして発展してきました。

市民の協力と関心を集めながら、郷土史研究の機運を高めてきたのです。



習志野市史 通史編 目次

習志野史.pdf



103万円の壁

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結局どうなったのか?



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たまきチャンネル


政策の哲学

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政策の哲学 中野剛志 著  集英社

著書の構成要素の解析





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「入門 シュンペーター」 中野剛志  著  PHP新書

イノベーションとMMT現代貨幣論の観点からのレビュー解説


社会発展の理論として


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経済低迷の克服






習志野市令和5年度決算概要版

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→  公会計改革に基づく決算概要版

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令和5年度決算の概要(2025-1-15 広報より)
 地方会計制度とは、地方公共団体の会計方式では、見えづらい市の資産・負債をより正確に把握するための会計方式です。
 総務省から示された統一的な基準を用いて4種類の財務書類を作成しており、すべての地方公共団体の決算を比較することができます。


生成AI 2025

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生成 AI 2025  安野貴博 今井翔太 

 

2025超予測:生成AI 松尾研o bたち/AIエージェント/自分専用のAIが広がる/学ぶデータの限界/イーロン・マスクの策略/正義のAI vs悪のAI/AIが人間を洗脳

https://youtu.be/n3S8eVHkzvY?si=jiv-7LV7GBRuOjFp

 

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半導体市場について,各トピックを詳細に説明します。




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2025 生成AI




次のプロンプトから解説文の生成→小学生向けの解説文→翻訳→音声表示→powerポイントによるスライド作成まで、活用してみました。



宇宙船地球号について、

94千万キロメートルの宇宙旅行をしてみましょう。

「これは地球が太陽のまわりを一周する距離です」。

大ざっぱに換算すれば、宇宙船「地球号」の速度は秒速にして297キロ。

なんとマッハ90ぐらいになるというから驚く。

そんな猛スピードでも「地球の安全性は無限大」と。

なぜならば、地球ができて45億年、ずっと同じように動いてきたのだから。

移動離の総計は94千万キロかける45億、つまりは・・・・・・......

ゼロをつけまちがえるにきまっているから、計算するのはやめておこう。

さて、この地球号のことしの運行は、どんなものになるだろうか?

 

生成AIさんは、どう考えますか?。


生成AIで世界はこう変わる  今井翔太 著


https://youtu.be/dDNLPuyBGdA?si=R4V03lz4uQsGdjsr


前代未聞の生成AI技術の台頭により、私たちの世界は大きな転換期を迎えています

 

本書、東京大学 大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 松尾研究室 に所属今井翔太さんの『生成AIで世界はこう変わる』は、この革命的技術の基礎と社会への影響を解き明かし、読者に新時代への備えを促します

 

目次

 

  1. ▪︎生成AI技術の出現がもたらす社会的、職業的影響について
  2. ①生成AI革命という歴史の転換点
  3. AIによって消える仕事、残る仕事
  4. AIが問い直す創造性の価値
  5. まとめ『人間ならではの感性と創造性の価値が重要視される』

 

▪︎生成AI技術の出現がもたらす社会的、職業的影響について

 

①生成AI革命という歴史の転換点

生成AIとは、文章、画像、音声などを新たに生み出すAI技術です

 

深層学習によりビッグデータから本質を学び、創造的な出力を可能にします

 

代表例のチャットGPTは、優れた言語処理能力と知識を備え、人間を上回る総合的知能を発揮

 

司法試験やプログラミングテストをパスする域に達しています

 

この急速な生成AI進化は、過去の産業革命やインターネットに匹敵する歴史的大転換と言えます

 

たった1年余りの間に、テック企業の事業構造をすら脅かすまでに至りました

 

 

②AIによって消える仕事、残る仕事

従来は単純作業ほどAIに置き換わりやすいと考えられてきました

 

しかし生成AIは、高度専門職にも大きな影響を及ぼすことが分かってきました

 

研究では全職業の約47%AIの影響下にあり、エンジニアやデザイナーなど知的創造労働の代替化が危惧されています

 

一方で、現場の肉体労働のように人間ならではの動作を要する単純作業は、AIにとって最も代替が困難な分野かもしれません

 

モラベックのパラドックスが示す通り、人には意外と簡単にできることがAIには難しいのです

 

 

③AIが問い直す創造性の価値
生成AIは既存のアイデアを組み合わせる創造性と、規則に基づき新しいものを探索する創造性は備えています

 

しかし、既存の概念から完全に離れた革新的創造性に関しては、まだ人間の域を超えられていないかもしれません

 

なぜなら創造には、個人の感情や人生が映し出された独自のストーリー性が重要だからです

 

AIの生成物には計算上のばらつきはあれど、人間ならではの想像力は乏しいのが実情です

 

つまり、人の心の機微を反映した創造的所産こそが、本当の価値ある芸術やアイデアなのかもしれません

 

生成AI革命の渦中にあって、AIに置き換えられるのは単に単純作業だけでなく、知的労働の多くも含まれる可能性があります

 

しかし同時に、生成AIには及び得ない人間ならではの感性と創造性の価値が、より一層高まっていくことでしょう


生成AI技術の急速な進化は、私たちの世界に大きな転換をもたらしています


本書「生成AIで世界はこう変わる」は、この革命的な技術の基礎と社会への影響を解き明かしています


従来の常識を覆す形で、単純作業だけでなく知的労働までもがAIに代替される可能性があることが分かりました


しかし同時に、人間ならではの感性と創造性の価値が一層重要視されることでしょう


この新時代において、私たち人間は何を軸に生きていけばよいのか、ぜひこの本を手がかりに考えてみてください

谷津干潟の日 フェア 




6月10日は谷津干潟の日
ラムサール登録 30th 記念
谷津干潟はラムサール条約登録湿地であることをご存じでしょうか。
ラムサール条約とは干潟やマングローブ、湖や田んぼなどの湿地に関する国際条約です。谷津干潟は1993年に釧路で行われたラムサール条約第5回締約国会議(COP5)で国内の干潟とし初めて登録されました。この登録された日を記念して習志野市は「6月10日は谷津干潟の日」と定め、都市と自然との共生を目指しています。
谷津干潟は、シベリアから東南アジアやオーストラリアまで約1万キロの旅をするシギやチドリなどの渡り鳥にとって重要な中継地のひとつになっています。そして干潟にすむゴカイやカニ、貝、海藻、魚、プランクトンたちは鳥たちにとってエネルギーの源になっています。人間も昔は、塩業や漁業、海水浴や潮干狩りなどのレジャー産業などを営み、暮らしに欠かせない自然のひとつでした。やがて周辺の埋立てにより産業はなくなり、だんだんと人のかかわり方が変わってきました。しかし、現在も季節に訪れとともに渡り鳥は飛来し、干潟の景色は美しく、鳥や生きものを見ながら散歩できる癒しの空間になっています。
観察センターではこの「谷津干潟の日」を通して、観察センターボランティアの皆さん、谷津干潟ジュニアレンジャー、谷津干潟ユース、そして地元自治会や学校関係者など地域の皆さんと共に「谷津干潟の日運営委員会」を立ち上げつながっています。
谷津干潟は人と人とのつながり、生きものと生きもののつながり、干潟と人のつながりを時代の背景と共に考え挑戦させてくれる自然です。
今日は谷津干潟が残ったことに感謝し、谷津干潟で暮らす全ての生きものに思いを寄せたいと思います。
スピノザ哲学で考える「老後の暮らし」

 スピノザの哲学に基づく老後の暮らし方、過ごし方について考えると、それはまさに「幸福」の追求と「自由」の実現に他なりません。スピノザは、すべての存在がその本質に従って生きることを「幸福」とし、そのためには理性と感情の調和が必要であると説きました。老後の生活は、これを実現する絶好の機会と捉えることができます。

第一に、自然との調和を大切にすること。 スピノザの哲学では、人間も自然の一部であり、自然との調和を保つことが重要です。老後には、自然の中で過ごす時間を増やし、季節の変化や自然の美しさを楽しむことで、心身の安らぎを得ることができるでしょう。庭いじりや散歩、自然観察などの活動を通じて、自然の一部としての自分を再確認することができます。

第二に、知識と学びの追求。 スピノザは、知識を愛し、理性を通じて世界を理解することが幸福につながると考えました。老後には、自分の興味を持つ分野について学び続けることが大切です。本を読んだり、講座に参加したり、新しいスキルを身につけることは、知的な刺激を保つだけでなく、自己成長と満足感をもたらします。理性を育むことで、より深い理解と洞察を得ることができるでしょう。

第三に、感情の制御と内なる平和。 スピノザは、感情を理性でコントロールすることの重要性を強調しました。老後には、過去の経験を振り返り、自分の感情を理解し、それを穏やかに受け入れることが求められます。瞑想や心の探求を通じて、内なる平和を見つけることができるでしょう。また、感謝の気持ちを持ち、日々の小さな幸せを見つけることも、感情のバランスを保つために重要です。

第四に、他者との関わり。 スピノザの哲学では、人々との関係が重要な役割を果たします。老後には、家族や友人との絆を深め、支え合うことが大切です。共通の趣味や興味を持つコミュニティに参加し、新しい友人を作ることで、社会的なつながりを維持することができます。他者と共に過ごす時間は、喜びと慰めをもたらし、孤独感を軽減します。

最後に、自己受容と満足。 スピノザの哲学において、自己を受け入れ、自己に満足することが強調されます。老後には、自分の過去の選択や経験を受け入れ、現在の自分を肯定することが重要です。過去の後悔や未来への不安に囚われることなく、今この瞬間を楽しむことで、真の幸福を見つけることができるでしょう。

スピノザの哲学に基づく老後の過ごし方は、内なる理性と感情の調和を追求し、自然とのつながりを大切にし、知識を求め続けることにあります。これによって、豊かで満足のいく老後を送ることができるのです。

生きやすい老後の暮らし方.pdf



以下、ChatGDPを活用しました

お金と経済の本質


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経済の現状認識

金融政策自体が景気を不安定にしている

「誰かの赤字」は 🟰 「誰かの黒字」である

政府部門の収支+民間部門の収支+海外部門の収支 = 0

財政黒字 民間赤字 レバレッジをかけた投資バブル状態

すなわち、民間の部門の赤字とは、収入できない以上に借入をしている

バブルはいつかははじけ、恐慌のような不景気が訪れる

 

バブって儲かる人=富裕層は投資ができる

貧乏人は、投資には関係なく、不景気の影響、仕事を失う、貧しくなる

 

金融政策と財政政策

しくみがわからない人が経済政策を決めている不幸

なぜ、30年もの間経済政策を間違い続けるのか?

そもそも、経済の原点である「お金」の本質についての認識が間違っているから

 

3つの経済主体

政府 家計 企業

 

マクロの視点とミクロの視点の違い

 

GDP:成長の要素

 C:家計消費 consumption

  +

 I:民間投資 investment

  +

 G:政府支出 government

  +

 海外収支 (X−M)  純輸出 = ほぼ0

   

  0

 

 

どれかで増やす策をするしかない。

 

・家計の消費を増やすか消費の源泉,給料・賃金を増やす所得税を下げる、消費税を下げる

・民間の投資を増やす金融緩和で

CD輸出を増やす

・政府支出を増やす減税、給付金、事業推進、

 

GDPを増やすには

 金融緩和+減税を含む財政出動をする


2024年3月議会,視聴コメント






問われる公共施設の整備




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chatGPTに訊ねてみました。「メタバースの将来について」


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(問い)
メタバースとは何ですか?。メタバースの将来について教えてください。

 

(答え)

メタバースとは、現実世界とは異なる仮想の世界を指します。これは、仮想現実技術や拡張現実技術を用いて作成される、人々がインタラクティブに参加できる仮想空間のことです。メタバースは、人々が現実世界では不可能なことを実現するための場所として考えられています。

メタバースの将来については、多くの可能性があります。現在、多くの企業や個人がメタバースに注目しており、仮想世界の発展が進むにつれて、多くの新しいビジネスモデルや機会が生まれる可能性があります。たとえば、仮想空間内での商品販売や、仮想空間内での仕事の提供などが考えられます。

また、メタバースは教育や娯楽の分野でも大きな可能性を持っています。たとえば、仮想現実を用いた学習や、仮想空間内でのイベントやコンサートなどが考えられます。

しかしながら、メタバースが成功するためには、安全性やプライバシー、データの保護などの重要な問題を解決する必要があります。メタバースの発展に伴い、これらの問題に対する対策が取られることが重要です。

 

 AI、すごいですね。一瞬のうちに答えてくれました。

 ひとつ前のブログで「メタバース」のオンラインセミナにて、ある程度の情報を得ていましたので、かなり精度の高い回答のように思われます。

3-22 東工大 オンラインセミナー メタバースの未来


メタバースの未来を予測せずして
中長期の事業研究戦略はつくれない

3次元のインターネット」 ともいわれる 「メタバース」
巨大IT企業やスタートアップがメタバース構築に取り組み、ゲーム・エンターテインメント業界だけでなく、
医療・ヘルスケア、モビリティー、ものづくり、建設、流通、広告など幅広い業界で
ビジネス化・産業化の動きが進んでいる。
10
年後、20年後、現実と仮想世界が融合したメタバースの時代に、社会や産業はどのように変わっていくか。
課題は何か。どのような新ビジネスが登場するか
本シンポジウムは、メタバースの未来像を研究・社会の両面から読み解き、
中長期の事業・研究戦略立案のヒントとなる情報を提供する。



(参考図書 メモ概要) 岩波書店 メタバース 岡島裕史 著 

メタバースは、インターネット上に構築されるサービスのうち、次のキラーサービス(それを目的にインターネットで、いや、ある企業の商品を利用し始めるほどの魅力、影響力を持つサービス)になると注目されるものです。

インターネットが商用解禁された頃は、ウェブやメールがキラーサービスでした。

良いウェブブラウザや良いメーラーを提案した企業が、インターネットで発言権を増すことができました。

それが検索エンジンになり掲示板になり、EC (電子商取引)SNS、動画配信へと移っていきました。

いちど、何らかの分野で覇を唱えた企業は、毀誉褒貶はありつつも、現在も強大な力として、インターネットを、ひいてはリアルを支配しています。

検索エンジンのGoogle ECのアマゾン、SNSFacebookそれらの窓口としてのAppleMicrosoftGAFAMガーハムと呼ばれるものが象徴的です。

そして次のキラーサービスがメタバースと言うわけです。

メタバースをめぐる覇権争いで勝ち名乗りを上げた企業は、次の10年を統べることになるでしょう。

それは営利企業にとって喉から手が出るほど欲しい果実に違いありません。

でも、それだけではないと思うのです。

テックジャイアントもスタートアップもメタバースに夢中です。

彼らは単に儲けの種と言うだけでなく、社会構造を書き換え、世界に爪痕を残すチャンスを渇望しています。

彼らの目には、メタバースはそのための有力なツールに映っています。

メタバースの何がそんなに魅力的なのでしょうか  

今まで語られているだけでさっぱり実態が見えてこなかった「リアルと仮想の融合」や「仮想世界に住む」ことにいよいよ指先位は引っかかりそうだからです。

例えば「後で会おうよ」と言った時、まともに生きていた人であれば、スタバかマックでも連想すると思うんです。

私のような重度のオタクは、電子掲示板やオンラインゲームで会ってきましたが、今後はちゃんとした人も「放課後に仮想世界で会う約束をする」の話、スタバで会うのと同じ位違和感ない行いになるかもしれません。

いくらSNSが居心地が良くても、仕事や学校に行くためにリアルに帰って来なければなりませんでした。

でもこれからは仮想世界で就業や就学ができるようになるかもしれません。

まだ仮想世界で食事や排泄ができるようにはなっていませんが、(VR睡眠で「離れた場所にいるけど、一緒に寝る体験」を楽しんでいる人達はいます)  

SNS時代よりはずっと長い時間を仮想世界で過ごせるようになるかもしれません。

電子掲示板やSNSゲームも1種の仮想世界でしたが、それがもっと高密度、広範囲になったものがメタバースだと考えると良いと思います。

リアルには移動の困難や身体的な限界、資金的な制約等各種のしがらみが存在します。

仮想世界であればそれらの軛を解き放ち、もっと楽しく、もっと充実した人生を受けられるかもしれません。

メタバースはそういう可能性をはらんでいます。  

だからFacebookは社名を書き換えてまで誰よりも早くここに手を伸ばそうとしています。

もちろん良いことばかりではありません。

どんな技術にも言えることですが、正の側面があれば、必ず負の側面も現れます。

リアルでちょっと嫌な目に会っただけで、仮想世界へ寝込んでしまうかもしれませんし、長時間の仮装体験が身体を蝕むかもしれません。

リアルの世界は、その仕組みを長い年月をかけて築き上げていきましたが、急速に構築される仮想世界ではテックジャイアンとの思いのままのルールや正義が出来上がってしまうかもしれません。

単に静観して享受するだけでは、お金や時間、人生を搾取されてしまう可能性もあります。

目的はメタバースを知ることです。

新しいものが現れるときは、怖さも伴います。

でも、知ることで怖くなくなります。

使いこなして自分の生活を良くすることにも使えます。

ビジネスチャンスをとらえて、一山当てることすらできるかもしれません。

メタバースは無視することには、ちょっと大きな潮流です。

知ることで意識せずに楽しくこの大波を乗り越えましょう。

 

第一章では、今、最もメタバースに近いと言われるコンテンツフォートナイトを軸にメタバースの外観を掴んでいただきます

第二章では、これまでにもあった仮想世界とメタバースでは何が違うのか、メタバースでは何ができるのかを見て行きます

第三章では、なぜ今メタバースが俄かに脚光を浴びるように至ったのかを解説します

技術は、社会の要請によって普及したりすたれたりします

社会と技術の関係を読み解いて行きましょう

第四章では、メタバースを実現しようとしている巨大IT企業の現況と思惑を理解します

彼らがデザインする世界の中で日本は、あるいは個人は、何ができるのかを考えます

 

以上  

 

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